Ryan

ハーフネルソンのRyanのレビュー・感想・評価

ハーフネルソン(2006年製作の映画)
4.6
ライアン・ゴズリング作品
やっと観れた
ライアン。本当にすごい俳優だ
この作品を観たすぎて海外まで行こうかと本気で考えていた。
ララランドのおかげなのかな。


ライアン・ゴズリングはこの作品でアカデミー賞に最年少でノミネートされていた。


ストーリーは歴史の先生で生徒からも慕われている男がいた。しかし、彼は薬物依存性だった。子供達の気持ちや成長し切れない男と現代社会の闇を垣間見える社会はムービー。

主演ライアン・ゴズリング

期待値は高いがそれほどだろうという気持ちで望んだ。
やられた。
ライアンの一人勝ち
この演技さアカデミー賞にノミネートされるべくしてノミネートされるわけだと思わず納得
こんなにも深く考えさせられるものだったのか。
ぶっちゃけ見ごたえ抜群とは言えない
しかし、ライアンの演技を観て欲しい
真髄が観れるのだ。
自然な演技というわけではないが取り繕っているわけでもなくこの人間が本当にいるかのような演技。
自然とはまた違う不自然さが生み出した産物のようだ。

この作品に登場するダン先生だが、孤独の一言で終わらせるにはあまりに惜しい
なぜならダンは成長しきれていないからだ。
子供の気持ちがわかるからこそ人気な先生であり、誰よりも頑張ろうとする。
しかし、その気持ちの裏には現代ならではの悩みと戦っていた。
その壁が壊れた瞬間を観たような気がする。
まるで孤独を選んでいるかのようだった。
こんな男なのにシャツはシワがよっておらず色褪せもしていない。
この意味は?なんなのか?
これは一種の警報なのかもしれない。
人気の先生の裏の顔が薬物依存性。
これは誰しも二面性があり、その二面性が重圧になっているのだ。
悩み苦しんでいる
その印象が終始まとわりつく。
自分が悩んでいるからこそ生徒の痛みがわかるのだ。
ダンは歴史の教師でありながら、自分はきっと無知なのだと思っているのがこのダン先生なのだと思う。
このストーリー性はかなり良くできている。
この物語はかなり面白いし一つ一つの演出もたまらない。

微笑みながらのウインクには鳥肌が立った。
大好きな作品になってしまった。

ライアン作品ほぼコンプリート
あとはホプキンスと共演した作品だけです。
どこで観れるのかな?
Ryan

Ryan