「真夏の夜のミステリー消える死体の映画祭2022」
2本目はこちら
ヘブンズドアー
ならぬ
『ザ・ドア 交差する世界』
心の扉は今開かれる
ゴゴゴゴゴ…
自業自得
ゆえに罪深い
呪われてしまった魂は誰にも救うことなどできない
底なしの罪悪感
後悔の泥濘
決して取り戻せないあの日に囚われて
未来永劫
地獄を彷徨う
マッツ・ミケルセン
でも…
そんな貴方にテケテケ♪
「ど〜こ〜で〜も〜ド〜ア〜(というかタイムトンネル〜)」
誘うのは
そう
誰もが知ってる青いヤツ
だが
ああなんてこった
理屈はぜんぜんわからないけれど本能で理解した。運命の代償は必ず支払わなけらばならないということを!!
お願いだ
死体、消えてくれよな(切実)
評価はデフォ1点+以下それぞれ1点満点で
①死体の消し方に趣向を凝らしているか
②背景
③意外性
④美しさ
①死体の消し方に趣向を凝らしているか
消えた消えた。まずはホッと一安心。でもね、なんて浅はかなのかってことです。白昼堂々っていうのは嫌いじゃあないが、なんつーか美学がない。もっとヒッチコック大先生の作品を観たほうがいい。私だったらもっと上手くやれる自信ある。手と飛行機とデスマスクと藪の中は評価
[0.4]
②背景
北欧の至宝、デンマークの「マッツ・ミケルセン」彼よりも、私としては兄の「ラース・ミケルセン」の方が馴染みがあったりします。『きっと、いい日が待っている』『THE KILLING/キリング』など、存在感出てましたね。さすが至宝兄(あれ?あんまり書くことがないぞ!?)
[0.1]
③意外性
観はじめて1時間4分頃に突如訪れる衝撃
安堵させておいてからの魔女の一撃
どーゆーこと?
え?
え?
えーーーーーー!?
1時間23分頃にもっと面白くなります
いやこれ収拾つかないんだけどーーー!!!!www
なんかいろいろと複雑な気持ちになりました。なんという人生の理不尽。まあいろいろあるよね。分かる。これ、掘り出し物かもしれません。意外性、充分です
[1.0]
④美しさ
こんなことは間違っている。頭では理解できているけれど、心が叫んでいる。救いを求めてしまう。この苦しみから逃れるためなら悪魔に魂を売り渡したっていい
ペットセメタリー症候群(今名付けました。勝手に)
子を想う親の涙にグッときました
え?
死体の美しさ?
造形美?
今回は一旦忘れましょう
[0.9]
■その他
・まるで共犯者みたいな気持ちで観てました。相手がアレだと罪悪感が薄れるのは不思議ですね。なかなかに興味深い。
[+0.1]
・銃持ってるけど大丈夫?心配でハラハラしちゃいますが、安心して下さい。大丈夫なんです。なるほどね。理解理解。いちいち言葉で説明しなくても伝わるやり方は好きです
[+0.1]
・絵のセンスがちょっとアレ
[ー0.1]
・クライマックスはそう来るよねやっぱり。求めているものを与えてくれる。それもまた悪くはない
[+0.1]
・ラスト良いな
[+0.1]