ストローカーエース

ハウンターのストローカーエースのレビュー・感想・評価

ハウンター(2013年製作の映画)
3.7
16歳の誕生日の前日を毎日繰り返して過ごすリサ。
両親や弟はそれに気がつかない。一体何が起きているのか?

何度も同じ時間をループする映画といえば「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や「時をかける少女」を思い出すが本作はそれらとは全く違う。
映画の途中でリサ自身でネタバレをするがそれ以降も面白さを保つのはディテールのきめ細かさや脚本、カメラワークが優れているため。
映画が始まってすぐに感じた違和感がネタバレと同時に違和感を感じた理由がわかり納得する。

ちょうど1週間前に見た映画「ディスコード」が本作を逆から描いたようなものであるが、やはりあっちから描くと正攻法になってしまう。
面白さは断然、あっちではなくこっちから。

ラストシーンは切なさが尾を引く。見るべし。