【シネマパラダイス★ピョンヤン】
★★☆☆☆2/5点。
7月4日鑑賞。2016年 109本目。
#2016映画メモ
シンガポールの監督が長い交渉の上、
北朝鮮平壌での撮影を(条件付きで)許可された
ドキュメンタリー風映画。
もう全員が100%祖国を愛してて、
将軍様を喜ばせることしか頭にない。
最初から最後まで将軍様マンセーな内容だったが、
これが演技でもなんでもなく、ただ本心から思っているのよね。
キム様は優れた科学技術で太陽に有人ロケットを着陸させただけでなく、18ホール全てホールインワンするほどスポーツ万能だけでなく、芸術面にも長けていて、全ての映画脚本を一夜で見直し、監督にご指導させるそうだ。
それをマジで国内の記念館に展示し、教育しているのだから、
もう国民のリスペクトぶりがすごい。
そして結局本作も北朝鮮側の厳しい検閲があっただけに
ただの北朝鮮マンセー映画に成り果てているが、
海外からはこの作品の見方を知っているので、
この異常な国家の常識の非常識さを理解出来るし、
それが監督の強烈なメッセージと理解。
ただ、一つ難点が。
つまらない。
よっぽど北朝鮮好きでなければ最初と最後だけでいいと思うよ。