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ワレサ 連帯の男のcollinaのレビュー・感想・評価

ワレサ 連帯の男(2013年製作の映画)
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初ワイダ。本当は、初期作品を観たいのですが、レンタルはVHSしかなく。

ワレサは世界史で、「連帯」という労組の指導者としてか出てこない。
もっと豪傑かと思いきや、気の弱いところもあり、妻に負担をかけすぎてしまうところもあり、
ユーモアのセンスもある
電気工のおじさんだった。(おじさんは失礼かしら)

ワレサのカリスマ性はやはり、魅力的だし、演説も人の心をつかむ。職業学校出身であることに驚く。
鋭い直感も働き、先見の明もある。革命後には自分が用なしになることまで、ワレサには見えていた。
そして、時の運にも味方されている。

だが、何よりも妻の支え。

そんなに政治の指導者の映画は観ていないけれど、ゲイリー・オールドマンのときの
チャーチルの奥さまも、うまくチャーチルを励ましていたなぁと、 思い出しました。

内助の功というのでしょうか、政治家の陰には家族、特に妻の支えが不可欠なのでしょう。

インタビューにニュースと映画用にとった映像をまぜて、挿入するのかっこいいな。
あの時代の音楽が耳に残る。

しかしまぁ、ディスクもデッキも調子が悪く、ぶちぶちきれるわ、
ワケわからず突然ワレサが獄中だわ、途中からPCで見ることになるわ、あんまり集中できなかった。
新しくしたいなぁ。
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