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ヒックとドラゴン 聖地への冒険のkaitoのレビュー・感想・評価

4.1
東京国際映画祭で唯一取れたの「ヒックとドラゴン」シリーズの3作目。笑 12月公開と少し先ではあるが、僕はお先に観てきやしたー。

もちろんネタバレあり

「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」

まずこんな名作を10年も待って、観ることのできたファンが本当に羨ましい。去年の夏から見始めた僕でさえ、こんなにボロボロに号泣してしまうのだから。

How to train your dragon ドラゴンの訓練の仕方と直訳できる。まあこういった点は1作目ではもちろん、3作目でも描かれていた。ただそれと同時に、育てたドラゴンに教えられる部分も多くて、ドラゴンにも人間は成長させられるんだなと感心した。


さあ、これ以上詳しいことは話さずラストシーンだけ話そうかな。










1で「対立するドラゴンとバイキング」
2で「彼らが共存する世界」
そして今作では、「離れて暮らすことを決意するラスト」を見ることができた。

今回の東京国際映画祭は監督のクエスチョン回答付きだった。ある女性がこんな質問を。「1.2では共存する世界を作ってきたが、前作までとは違ったラストに至った理由はありますか?」いい質問やなあ。それに対して監督。「ドラゴンは我々人間にとって、とても大切なものだが、どこか離れていってしまうものを表してる。ただ抱える問題を解決することで、戻ってきてくれるかもしれない、それがこの映画でのドラゴンなのだ。」

正直に鳥肌が立った。

やはり監督のひとことがこの映画をまとめていて、監督の言葉以上に語れるものはないような気がする。

個人的には、トイストーリーシリーズに次いで大好きなアニメーション作品シリーズとなった。ありがとうHow to train your dragon。
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