バイキングの少年とドラゴンの友情と成長譚、笑いあり涙ありの大好きなシリーズ。待ちわびていた最新作であり、寂しくもある完結編です。
いつものボイスオーバーではなく、ちょっとシリアスに始まり(ドラゴンの鱗で作った戦闘服がカッコ良い!)、映像美やトゥースの魅力は増している感があるものの、やっぱり前作の方が面白いかも…と中盤までは思っていたのですが、クライマックスからエンディングまではもう、泣かされました。
強く美しい生き物をペットにするという設定に、じんわり違和感を感じつつも、当たり前ながら子ども向けフィクションだし、可愛くて楽しめれば良いか…と言い聞かせていたところが、このテーマをラストに持ってきたんですね。繰り返し子どもに見せたいし、自分も見たいし、松重豊さんの言う通り、老若男女楽しめるドラマです。