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ヒックとドラゴン 聖地への冒険のtetsu3のレビュー・感想・評価

4.5
何かを得るためには、何かの犠牲がある。
出会いがあれば、別れもある。
そして、終わりがあれば、始まりもある。

ヒックとドラゴンたちの冒険が終わった。
いい終わりかただった。
この三部作にずっと流れているテーマは前述の決して甘くない現実。
でも、それを知ることで強くなれるんだ。

皆が幸せになるために、バーク島の民は、ドラゴンたちとの共生を終えた。
相棒との別れを越え、ヒックは家族を得た。
それはトゥース(レス)もまた。

3作目となり、映像はさらに進化し、顔の産毛までも表現され、ドラゴンの身体は艶やかさが増し、海は海そのものだ。
なんといっても、ドラゴンたちの聖地は息を飲むほどの美しさだった。
そして、ドラゴンライドの疾走感はさらにさらに増している。
劇場で観ることができて本当によかった!

ずっと待ってたんだよ。


きっとドラゴンたちはこの世のどこかで今も暮らしてるんだろう。
そう信じたくなる傑作の完結だった。

もっともっと、皆がこの愛すべき素晴らしいシリーズに触れてくれますように。。。
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