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未来を花束にしてのAKのレビュー・感想・評価

未来を花束にして(2015年製作の映画)
4.2
(未来を花束にして、という謎邦題がついているが)タイトルどおり女性参政権を求める100年前の英国。不当な抑圧に抗議の声をあげよ、正義の歪みを矯正せよ、無知蒙昧と理性で戦え、負け続けても立ち止まるな、その戦いには価値がある。闘士たちに心からの敬意を。

パンクハーストないしダービーでの投身者にフォーカスを当てるのかと思いきや、そうではなくて市井の一人の女性労働者の「目覚め」を中心とするプロット。キャリーマリガンは本当に素晴らしかった。

僕のベンウィショー様(僕のベンウィショー様てなんやねん) になんて役をらせるねん!と観る前は思っていたが、今は彼の配役は絶妙であった。はぁ、愛しの僕のベンウィショー様…(愛しの僕のベンウィショー様てなんやねん)
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