イギリス🇬🇧が嫌いという話をよく聞きます。
「ブレイブハート」などに見る非道な王室や、「アラビアのロレンス」に垣間見える自分たちさえ良ければいい外交は良くない要素。そしてイスラエル建国で今のパレスチナを招いたのはイギリス。
嫌いな理由はよくわかる。
もちろん世界中探したところで残念ながらどんな国でも歴史の半分はだいたいネガティヴなわけですが、またしてもこの映画を観てイギリスに好感を抱く人は少ないでしょうね。
第一次世界大戦前夜のヨーロッパ各国で運動は広がったのですね。しかし20世紀の話とは・・。
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映画としては当時の再現力の高さを感じました。ダービーのシーンも、ジョッキーの服装、馬の乗り方も当時のようで見事でしたね。
ラストのあたり、何事も観客の受け取り方に委ねる方針なのでしょうけど、少し物足りない感じもしました。
この国にサッチャーかぁ・・、恐るべし。