SHOPGIRL

未来を花束にしてのSHOPGIRLのレビュー・感想・評価

未来を花束にして(2015年製作の映画)
3.7
彼女たちが度々収容される刑務所の様子が今まで見たことのないもののように感じた。いわゆる“罪”ではない“罪”で囚われていることがその珍しさを感じさせたのだと思う。コンクリートの殺伐とした建物もハンガーストライキにしても、本当の意味の罪ではないと思うだけで見方が変わってきてしまうから面白い。
ヘレナボナムカーターの夫や茶色いスーツの警部など、彼女たちが時代を変えることを見えていた男性はきっといただろうと思うのは現代を生きるものだから口にすることができるのだろうが、実際のところはどうだったのだろうか。言葉よりも行動とはよく言ったものだが、その裏に隠された悲惨な出来事の数は計り知れない。
SHOPGIRL

SHOPGIRL