未来を花束にしての作品情報・感想・評価・動画配信

「未来を花束にして」に投稿された感想・評価

rur

rurの感想・評価

4.3
女性に参政権がなかった時代のアメリカ?の話(あれ? イギリスかも…役者的に…バスにオックスフォードって書いていたし…)(イギリスの話でした。kingに直訴しようとか言ってるので)

工場での汗まみれの労働を終え、さっぱりした格好でウィンドウショッピングを楽しんでいたらいきなり始まる投石と「Vote for women!」の叫び声。楽しげにイカれた笑顔で投石をする神経質そうな中年女性たち。

主人公のモウドが屋根の上に乗る小型の乗合バスを降りて家に戻ると家はダウンタウンの貧民窟のような集合住宅。おそらくはそれが当時の中流家庭だ。
翌日、洗濯工場で投石をしていた女性を見つけるモウド。助け舟を出したことから集会に誘われて……

集会でアジ演説をぶっていたのは、風邪を引いた息子を連れて行った女医。医者から出てきたところをカメラがとらえる。

そして特に政治的信条もなかったモゥドは否応なく巻き込まれていくのだった……

え。面白い。すごく面白い。ウーマンリブで女性が強いアメリカの、まだ女性になにも力がなかった頃の話。歴史修正主義っていうけどアメリカはなんか昔から女性が強かった気がしていたけど全然勘違いだった。そして権利は努力の上に立つ。日本まだまだだなと思いました。

サフラジェット:闘争的女性参政権活動家のこと。

[追記]ヘレナ・ボナム・カーターが出ていたから買ったんだけど、考証きっちりしっかりで不衛生な住環境の清潔な暮らしとか細かい小道具まで考証しっかりきっちり描いているのに、賞レースまるで無冠だと知りました。こういう感じの映画好きそうなのになんでや。紳士が女性に暴力振るいまくってるせいか。その情勢に未だに続く闇を感じるような…
女性が男性と同等であることを望まない人は、日本にも多いみたいだけど(※強いとは言ってない。現在の女性の強さって弱者に許されたそれを可能にする男性あってこその制限される強さじゃない…? それは移民問題やら世界中のあらゆる問題にも通じることですが…)(いろんな意味で危険なので口を噤む)

[追記]最後まで見終わった… ショッキングだったけど、これ… 賞はやれんわ…と思いました。捨て身のテロリズムで権利を勝ち取る話で、女性どうこうじゃなくて…… すごい複雑な気分。これが実話で現実なのかと思うと寒々しい…というか、お前かよ?!って意味でもショッキングでした…。

あっ、最後のテロップにJapanがないことから分かる通り、日本の女性参政権獲得は敗戦の結果であって闘争の結果ではないという。そんなん知っていらんかった。なんで感謝の言葉はない。なお平民男性も同時に参政権獲得しています。公平で良かった。
AAA

AAAの感想・評価

3.8
しんどい。
しんどすぎる。
過去の女性達がどれだけ勇敢に闘い続けてくれたのかがわかる。

昔はこんなことがあったんだ〜って感想で終わってはいけない。
2021年の今もまだ男尊女卑が残っている。
まだまだ戦わなければいけない。
miicho

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4.2

「あなたにとって選挙権とは?」
──「ないと思っていたので意見もありません。」

女性参政権という、今や私達が当たり前に持っている権利が女性に与えられていなかった時代。仕事や家庭、全てにおいて男性が優位な社会では、女性が意見出来る場がなく、セクハラやパワハラなど、あらゆる暴力が横行されていて...。
そんな中、主人公のモードは、ある出来事をきっかけに、もっと別の生き方があるのでは...と思うようになる。どんなに酷い仕打ちを受けようとも決して屈せず、自分達の未来の為戦い抜いた末に待っている物とは...?

参政権だけでなく、親権までも男性にしか与えらない物だったとは...。何にも悪い事をしてる訳じゃないのに、まだ小さい子供と引き離されてしまうなんて、本当に辛すぎる。
"法が息子と会わせないなら、法を変える為に戦う"
自分の未来のために、子供の未来のために戦うと決めたモードは、女性としても、母親としても、凄くかっこ良いと思った。

今まで、必死に訴えてきても変わろうとしなかった政府への反逆心から、女性活動家達の行動はどんどん激化していく。
ここまでしなけらばならなかったのか...と思ってしまう程の、衝撃のラストシーンでしたが、逆に、ここまでしなければ歴史が動くこともなかったと、そういう事でもあるんでしょうか...。何だか、このシーンについては、深く考えてしまいいました...。

最近では、我が国でも、森会長の女性蔑視発言が世界を巻き込んで大きな話題となりました。100年近く経った現在も、男尊女卑の思想は、まだまだ根強く残っている訳で...。この思想が完全に無くなるまでには、まだまだかなりの時間を要するとは思うけど、どうせ言っても変わらないからと諦めずに声を上げ続けたら、自分を信じて行動したら、必ず未来は拓ける。そんな勇気と希望を彼女達から貰ったような気がします。
また、エンドクレジットで、つい最近になってから女性参政権が認められた国があるという事実、まだ認められていない国もあるという事実を知り、大変驚きました。本当に、当たり前って、当たり前じゃないんだよな...。多くの犠牲を払い、現在に繋げてくれた女性達へ、感謝と敬意を込めて。

何とも辛い一時間半ではありましたが、本当に観て良かったです。胸が痛む場面も沢山ありますが、それ以上に多くの学びがある作品だと思います。今こそ、たくさんの人にこの映画を知って欲しいなと思いました。
見た時はフーン勉強になるなぁ程度の感想だったけど、『女たちのテロル』を読んで、サフランジェットを黙殺し続けたアスキス首相の曾孫がヘレナ・ボナム・カーターと知り、時間差で痺れた!自分自身の血の呪いに、演じる役で蹴りをつけるのカッコ良すぎる。
妹が観たがっていたのでTSUTAYAで借りて来た。
正直、凄くシンドい2時間だった。吐くかと思った。全ての男たちが観るべき映画。作品として以上に、メッセージとして痛烈に刺さった。
昔から足を踏まれ続けている人たちの、その下の世代に苦しい思いをさせたくないと言う意志の強さ。過激になる人たち。疲れてしまって声を上げなくなる人たち。受け継ぐ下の世代。全ての差別に繋がる話だと思う。
本作と言い「わたしを離さないで」と言い「プロミシング・ヤング・ウーマン」と言い、キャリー・マリガンの柔らかいルックスを逆手に取った役が最高。役者としての意識の高さを感じる、好きな役者のひとり。
女と、只の嫌な男の対立として描いてない辺りがリアルで秀逸。
泡

泡の感想・評価

4.0
ずっと苦しい映画だった。
実際にこういうことが起きてた時代があったってことが分かる分この時代に生きてた人たちの苦しみを考えさせられる。感動とはいえないしすっきりする映画でもないけど、見て良かったと思った。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

2.0
海外のポスターは全身が映ってて、闘士の雰囲気があります。
3人の指名手配のビジュアルもあったし。
初めから過激な活動家の話だって解ってればね。違和感なかったですよ。

キャリー・マリガンはホント上手い。他の2人の内面や日常も描くべきだったんじゃないですか。

あとカメラが手持ちになると画面揺れすぎ。
isaram

isaramの感想・評価

3.2
キャリーマリガン熱演!
メリル、、、、友情出演にも程がある。
LALA

LALAの感想・評価

3.8
サフラジェット、観た気になってたけど、初めてだった。

母と一緒に。

社会が変わるのって時間がかかる。
子供の頃抱いていた
「私が20歳になる頃には〜になってるだろうな」
っていう色んな期待が尽く打ち砕かれる最近のニュース。
嫌になっちゃう。
わずか100年ほど前には、女性は冷静な判断を下せないという理由で、参政権が認められていなかったという衝撃。

ワールドカップロシア大会のプッシー・ライオットの件など、政治活動をよく分からないことをしている人たちとして見ずに、その背景を理解しようとしたいと思った。
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