らいち

ラブ&ピースのらいちのレビュー・感想・評価

ラブ&ピース(2015年製作の映画)
2.5
新作DVDレンタルにて。非常によくわからない映画。
ロックシンガーとして成功を夢見る冴えないサラリーマンが、ペットにしたミドリガメの力を借りて成功していくという話。
ダメ男のチャレンジ物語から、まさかの「トイストーリー」&「ベイブ」な話となり、その後はサンタクロースの話へと遷移し、最後は特撮を使った怪獣映画でフィニッシュ。。。。物語の内容はカオスで、何が言いたいのか何を描きたいのかさっぱりわからい。主人公がロックシンガーとして成功するも、持ち歌はたったの2曲というファンタジー。2時間という尺を引っ張るだけの面白味もない。この映画をみて「ラブ&ピース」を感じる人はどんだけいるのか。。。
全編を通じてチープな作りに徹しているのは意図ではなく、おそらくシンプルに製作費の問題だろう。とはいえ、出資者がちゃんと付いている商業映画だ。自主製作映画でもないのに、これほど自由に映画が撮れてしまう監督は園子温以外にいないと思われ、ある意味関心してしまう。「いろいろな可能性を試している最中」ということで、今年に入って映画を量産している園子温だが、どの作品もまるで引っかかっていない。「鬼才」の看板も剥げてきた。そろそろ回帰しても良い頃ではないか。「冷たい熱帯魚」の疾走感が懐かしい。
【50点】