Yoshmon

猿の惑星:新世紀(ライジング)のYoshmonのレビュー・感想・評価

4.2
一作目を見事に上回っている、良作。もっと好き。

ストーリーも一作目から引き継いでいて、人間のアルツハイマーを治癒するための新薬開発過程で投薬された霊長類もといエイプが高度な知能を得る一方、人間はこの新薬が原因で疫病と内紛により壊滅状態に陥ったところから二作目は始まる。

ストーリー設定が強引ではと当初は思ったけれど、昨今のエボラ出血熱やジカ熱のニュースを目にするとあながち絶対に起きないとも言い切れないから恐ろしい。

壊滅状態に瀕している人間と、事実上森の中で独立した社会を築いていたシーザー率いるエイプ。

そんなある日、生き残りの人間が電力源(ダム)の視察のため森に入り込んだところに遭遇して事件が起こる。

種を超えて歩み寄ろうとする人間。
相手に理解を示さず、拒絶する人間。
種を超えて歩み寄ろうとするエイプ。
相手に理解を示さず、拒絶するエイプ。

それぞれの考えの相違から歯車は狂い出し、取り返しのつかない状況にまで事態は進んでいく。

その過程で目にするのは、人間もエイプもお互いに持つ美しさと醜さの側面に差異はなく、良くも悪くも平等になっていること。(人間が描いているからだけど。)
***

この作品の一番の見どころは、人間とエイプの間の交流。

成体のチンパンジーはちょっと怖いけど、オランウータンとは僕も友達になりたい笑

これぞ究極の異文化交流。
次回作も楽しみ。