ひでG

猿の惑星:新世紀(ライジング)のひでGのレビュー・感想・評価

3.8
なかなか見応えのある、きちんと作られた続編。
続編の分類
①前作がインパクトがあり、続編を作りたい、観たいと思わせるもの。最初から続編が想定されているもの。
②前作がヒットして、【柳の下のドジョウ】を狙い、無理やり作ったもの

②は大抵失敗する、代表例では「スピード2」なかったことにしたい作品も少なくない。
さて、本作。これからシリーズになっていく、していく壮大な計画下の第2弾なんだろう。そんな想定を外しても、「続きが観たい!」と思わせる前作の出来栄えであった。
「あのシーザーはどうなったのか?」「どうやって、あのチャールトンヘストンの自由の女神につながっていく?」と興味と期待は尽きなかった。
本作はこの期待と興味にほぼぼぼ応えていると思う。
「なるほどね、シーザーは最初から戦うちもりじゃなかったんだ。」「こういう奴がでてきたからなのね。」
壮大な話の つなぎ方としては面白かったし、説得力もあった。
出てくる人間側の魅力と能力のなさは、やや不満ですが、難しい第2弾をよくまとめ上げているとは思いました。
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