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ANNIE/アニーのvilljobbaのレビュー・感想・評価

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)
2.2
すごく有名らしいけど最近まで存在を知らなかったミュージカルの映画化作品。自分と同じようにコレ自体を知らなくても、「これ聞いたことある!」ってなるであろう曲もあるよ。

もともと第二次大戦より前の残念ニューヨークが舞台になっているのを、現代を舞台に変更。
富豪役のジェイミーフォックスの立場や、動画サイトやSNSを駆使した演出がたしかに現代現代している。設定うまいね。
本来改心する悪役は大嫌いなんだけど、ちょっと褒められただけでコロッといっちゃうキャメロンおばさん可愛かった。子供たちのコンビネーションも好きなのでもっと活躍してほしかった。


ここからは盛大に批判かつ4%くらいネタバレするんだけど、ミュージカル映画としては最悪だった。
「歌もダンスもめちゃくちゃ上手くてビシッと決まってる鳥肌の立つようなパフォーマンス」もしくは「ひとりひとりがバラバラにはっちゃけて感情をあらわに楽しそうに騒いでるパフォーマンス」のどちらかに振り切れていないと私の心は満足しない。
この映画では「ひとりひとり楽しそうに踊っているけどぎこちなくて感情が入っていない」状態になっているので、ずっと真顔で観てた( ゚_゚ )
なんというか、本番じゃなくてリハーサル……どころか初顔合わせの練習1回目の演技を観てる感じ。
みんなハッピーになってカーテンコール的に踊りだす最後のシーンも、驚きの締まってない感。素人の練習風景である。というかチャラチャラしている。「ちょっと男子~まじめに歌いなさいよ~」っていいたくなる(女子もね)。
先述の通り、心から楽しくて音楽で表現している感も無いのだ。スタッフに指示された動きをとりあえずやってみた感じ。
最初の子供たちの歌は良かった。というより子役が良かった。

コメディ部分もネタ自体はおもしろい物はあるけど笑わせようとする意思が伝わってこないのか何故か笑えない。
基本のストーリーは王道の感動モノであり、本来自分の涙腺にダメージを与えやすい絆モノなのに、心の距離が縮まっていく様子が上手く描かれず目頭がアツくなりもしなかった。
別に今日悪い出来事があったとか、ネガティブな気持ちで観始めたからとかではないよ。

元ネタのミュージカルは良いモノだと思うので、いつかブロードウェイで観たい。


ヒロイン(?)のローズバーンは可愛かった。
訛りがキュート。