何度見ても変わらぬ名作。
ミュージカル映画の先駆けと言えるだろう。
アニー役のクワヴェンジャネ・ウォレスの人懐っこい前向きな演技。そして見事な歌唱力。時に見せる寂しい顔。あの年齢で多彩な表情を見せている。
そしてオリバー役のジェイミー・フォックス。かれは言わずもがな演技の役柄が多彩だ。
初めは知事選に勝利するための駒として考えていたアニーにいつしか感情移入していた。そして彼女を本当の家族として受け入れる。周りは幸せに包まれエンドロールに入る。
アニーと共同生活することによって次第にアニーへ愛情が芽生え、彼女がいないと物足りなくなっていた。そんな心の変化を見事に演じている。