寿マーガリン

ソロモンの偽証 前篇・事件の寿マーガリンのレビュー・感想・評価

3.0
このシナリオを、心底真面目に、ギャグシーン一切なしで映画化して、観客を退屈させない力。

宮部みゆきは職人だなぁと思いました。


【犯人が誰か】という単純な話ではなく、【誰が、何を罪として裁くのか】、そういう提議の話です。

だからすべて見終わっても、答えは人それぞれだと思います。


思春期特有のモヤモヤしてて晴れない気持ちとか、ニキビとか、デブとかブスとかイジメとか、スクールカースト底辺を歩いてきた自分としては、見ていて辛いものがたくさんあった。

先生たちは、不良を叱ったり注意したりするけど
本当に悩んで解決しようとしてる生徒の事は、正面から向き合ってくれない。正しい道に導いてなどくれない。

そんな世界を思い出して、ひたすら暗くなりました。どよーん。

前半は胸が張り裂けそうになりますが、安心してください、後半に救いはあります。。。