にっきい

ソロモンの偽証 前篇・事件のにっきいのレビュー・感想・評価

3.0
目の前でセーラー服の少女が門乗り越えたらドキドキするわ!w

宮部みゆきの傑作ミステリーとして、そして松竹の120周年記念作として、めちゃくちゃ話題になってた作品。
もちろん楽しみにしてました。

クラスメイトが死んでた話し。
前後編に分けて公開されるので、もちろん両作共観るつもりだったんですが、前編の公開1週間前にたまたまMOVIX京都の上映スケジュールを見たら、封切り前の3月1日に"前後篇でイッキに魅せます1日限りのプレミア上映会"ってイベントがやるのに気付いたんです。
即チケット取ったんですが、残ってたのは前から2列目の端の方。
それでもこんなイベント観るしか無いでしょ?
さて映画。
これは中学校が舞台で、中学生が主役だから出来たストーリー。
もちろん90年代と言う時代だから成り立つんだと思います。
こう言う警察以外が真実を暴くミステリーにありがちな設定。
警察がポンコツ。
今作も事件に関わってる疑いのある中学生が学校サボってビリヤード場で遊んでるのに、警察が補導どころか注意すらしないって。
1人の生徒の不審死が、やがて生徒同士、先生同士の疑心暗鬼になって行く。
皆んなが心に闇を抱いている。
死体でみつかった少年が、かなり個性的…、いや変人?むしろ嫌な奴。
多分1番の偽善者は死体で発見された少年。
事件は一体どこに向かい、どう終息を迎えるのか?
物凄く興味深いストーリーでした。
ただねー、やっぱり子供が主役だから…、演技が…、大根…w
原作は小説なのでどうなのかはわかりませんが、映画では学校や警察に送ってくる"告発状"の字体が、あの有名な日本のシリアルキラー酒鬼薔薇聖斗がマスコミに送りつけた手紙の字体にそっくり?
いじめや不祥事を大事にせず、うちうちに処理しようとする学校と言う特殊な場所。
現実では先生同士でいじめが何件もあったり、それ以外にも色々あるし神戸の教育現場はボロボロですよね。

ちょっと前に映画観て帰りの電車での話し。
JR山陰線はラッシュ時以外は基本4両編成なので何時も混んでるんです。
座れたらラッキー、ってくらい。
その日は早めに座れたんですが、数駅行ったところで向側にカップルが座ってきたんです。
でも一駅で立ち上がって扉の前まで行ったから、てっきり降りるのかと思ったら、もう一駅立ったまま?
何故そんなに早くから扉の前で待ち構えるのか、激しく疑問でしたw




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2015年3月1日
鑑賞回:ー
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター11 B-16
上映方式:2D 通常
レーティング:G
上映時間:121分
備考:特別興行、過去鑑賞記録
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