1950年、優勝確実と言われた自国開催のW杯で優勝を逃したブラジルの「マラカナンの悲劇」の日、母国チームの敗退にショックを隠せない元サッカー選手の父に、少年ペレが自分がブラジルをW杯で優勝させることを誓ってから、1958年のW杯の代表としてブラジルを優勝に導くまでの、「サッカーの王様」ペレの半生を描く。
“ペレ”という名の由来、幼い頃からの彼の才能、スラム街での生活に対する苦悩や屈辱、成功者となるまでの苦労や挫折。素晴らしい両親や恩師、地元の友人。そして何より、ペレの強さや華麗な”ジンガ”。それを魅せる演出。
ブラジル流の美しいサッカーが健在するのはペレがいたからこそ。サッカーの王様と呼ばれる理由が、説得力を持って伝わってきます。
節々感動できる名作。素晴らしい！！
