マッサージ屋2号店

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニストのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

3.0
19世紀前半に実在したバイオリニストを描いた作品。

劇場公開時以来、6年ぶりに鑑賞しました。
といっても当時は半分睡魔と戦いながら見たのかほとんど覚えてなかったです(笑)
多分映画館に足を運んだはずなんですけどねぇ。
それさえも記憶が曖昧という(笑)

非常に独創的なバイオリニストで庶民からそっぽを向かれていたが、あるマネージャーと出会ったことから売れっ子になっていくというストーリー。
しかし女好きで自由奔放さで周りは非常に迷惑被りまくるわけです。

こんなグータラでもバイオリンを奏でれば凄いのだろうと思うわけですが、これがなかなか本気の演奏シーンが出てこない。
やっと登場した演奏シーンは思わず拍手を送りたくなるほど。
演じたデイヴィッド・ギャレットは本物のバイオリニストらしく納得の演奏です。
残念ながら見どころはここだけ。

後半の女たらしな描写はとても感情移入出来るものでもない。
さらにマネージャーが冷酷かといえばそこまで引くものでもない。
好き勝手やってたバイオリニストの話というだけの印象しか残らなかったのはどうなの?と思うけど。