neneco

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニストのnenecoのレビュー・感想・評価

3.8
記録。

小学生の頃、ヴァイオリンを習っていたのもあり、気になっていた作品。
後半から面白くなる映画だと思いました。
個人的に前半は退屈に感じたかな。

パガニーニのヴァイオリンに対する情熱が伝わってきた。
パガニーニの登場の仕方は、ずるい!格好良すぎ!!
あれはね、女性は惚れますね。笑

ヴァイオリンの弦が切れようとも、弾き続けるシーンとか、演奏のシーンとか、もう呼吸をするのも忘れて(そんな感覚。笑)見入っていました。
パガニーニのヴァイオリンも素晴らしいが、シャーロットの歌声も美しく力強く、その魅力溢れる歌声とパガニーニのヴァイオリンが奏でる音楽、、最高でした。
美しすぎて、うっとりしました。

ここまで盛り上げて、ラストはあっさりという感じが少し残念。笑

パガニーニという一人の男性のヴァイオリンに対する情熱と、一人の女性に対する愛情、そして生きることへの信念というものがグッと伝わってくる、そんな作品でした。
neneco

neneco