Azuという名のブシェミ夫人

サード・パーソンのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

サード・パーソン(2013年製作の映画)
3.6
3つの都市での、3組の男女の物語。
各々のシビアな悩みと少しのファンタジー。
サードパーソンとは?

オチって大切だな、と。
もちろん最初からこれがやりたかったのだと思うけど、逆に一気に平凡なものになってしまった気がしてならない。
ただのちょっと不思議な群像劇で終わった方が、よっぽど良かったと思うのは私だけだろうか。
終わる寸前まではとても好きな雰囲気の映画だった。
物語の中で少しづつ引っかかりを見せる疑問点は、最終的に明かされるのだけど、なんだかカタルシスは得られない。
別に謎なままで良かったよ、私。

俳優陣はみんな魅力的で大好きなメンツ!
リーアム・ニーソンとオリヴィア・ワイルドの大人ツンデレな関係が好き。
オリヴィア・ワイルドの潔い脱ぎっぷり、素っ裸でホテルの廊下を爆笑しながら突っ走る彼女がとても可愛い♡
そして、リーアムの身体が『96時間』みたいにバッキバキじゃなくてリアル。
それが却って生々しくてイイです。
エイドリアン・ブロディ&モラン・アティアス、ジェームズ・フランコ&ミラ・クニスの組み合わせもピッタリで、それぞれのエピソードの短編映画を見ているような感覚。
ミラ・クニスの母親役初めて見たけど、あの頑張ってるのにどうにも不幸な歯痒い感じがとても良かった。

それぞれの役割を、サードパーソン(第三者)の目でご覧ください。
『Watch me・・・』
人生はミステリーより奇なり。