りょー

真夜中の五分前のりょーのレビュー・感想・評価

真夜中の五分前(2014年製作の映画)
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日中合作映画。白か黒かの結末は受け手に委ねられる映画。比喩でなく、白と黒並みの違いになる。ただ白か黒かである必要はないと。ものすごく「幅のある映画」だと思います。

ー卵性の双子、姉ルオランと妹ルーメイ。自分が愛した者が誰だかわからなくなる。いったいどちらなのかを確かめるために、僕ら受け手も作中人物らも違いを見出すのに必要なのものは、「フィーリング」ではなく物的なエビデンス。恋愛主義なロマンへちょっぴり冷ややかなものを啓示しているよう感じました。或いはそう感じたかったのかも...
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