しば

ベイマックスのしばのレビュー・感想・評価

ベイマックス(2014年製作の映画)
5.0
主人公は天才少年ヒロ。幼い頃に両親を亡くし叔母と兄タダシと暮らしていました。
兄の通う憧れの工科大学に進学するため、ヒロは頭でコントロールするガジェットを開発。兄と理系仲間のサポートもあり発表会は大成功を収めました。しかしその直後、発表会で起こった火事により大切な兄は帰らぬ人となってしまいます。
ヒロは兄の作ったヘルスケアロボット、ベイマックスを戦闘ロボに改造して事故の原因を探ります。

日本ではハートフル全開な宣伝でしたが、原作はマーベル作品「BIG HERO 6」。バリバリのアクション映画です。
理系オタクの仲間たちが集い、自分の特技を生かして悪と戦うストーリーです。

私が見たディズニー映画の中で1、2を争うくらい好きな作品です。
とにかくベイマックスが本当に可愛いんです…
なんだかワンテンポ遅くて、空気が抜けてぷーぷー言ったりバッテリー切れになると酔っ払っちゃったり。
でも後半の赤いスーツに身をまとったベイマックスはとても頼もしくてかっこいい。このギャップがたまらない!
主人公のヒロも仕草が今時の子って感じがして、でもすごくお兄さん想いで健気なんです。ヒロの天才ぶりは観ていてとても気持ちがいい。
その他工科大学のクラスメイトも個性豊かでかなり濃いキャラで面白いです。
ラストシーンはウルっときてしまいます。

舞台は東京とサンフランシスコを混ぜたような街で、ディズニーの方達がきちんと日本を調べて作ったのがわかるほど日本愛が伝わってきます。
日本リスペクトがすごく伝わってきて、日本人として誇らしく思える作品です。
しば

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