Zuma

ベイマックスのZumaのレビュー・感想・評価

ベイマックス(2014年製作の映画)
4.2
久々に再鑑賞。

2014年の、公開時に劇場で鑑賞し以後、何度か見ていたがベイマックスの優しさに包まれたく思い鑑賞。

思惑通り、優しさに包まれて心と体を癒された。
ロボコンとでも、言うまいか格闘技とも言おうものか2つの「楽しい」が組み合わさったロボットファイト。

男のロマンを、乗せながら主人公ヒロの冒頭シーンはたまらず癒されると言いつつもまさにこの映画は「男の子向けなのである」

また、ヒーロー物という反則級の題材を用いており大衆映画ならではと言おうものではあるものの、さすがはディズニーただそれだけでは終わらせない。

しかし、技巧を凝らしながら佳作を製作したディズニーであるが私の意見としてすこし、要素を詰め込みすぎたように思える。

ヘルスケアロボットが、戦闘をするという展開がやはり、どうもひっかかる節があり何度観てもそこだけはスッキリと行かない組み合わせであった。(無論、今までに無い考えの転換こそが面白いのかもしれないのだが)


それにしても、ロボットの魅力を全開にし、さらに今までのロボットができる範囲の想像を覆したので本当に発想力には感服するばかりである。

特に、気に入っているシーンとしてヒロが“マイクロボット”の、プレゼンをするところは何度見ても痛快で、思わず拍手をしてしまう。

ゴリゴリの理系達が集う、展覧会であれ程の注意を引き圧倒的と言わざるを得ない彼の発明は、私たちに、見方を変えて固定概念に囚われないイマジネーション力の希望を与えてくれる。

ふとそこにあるものも、使い方・応用力によってより快適になるかもしれないのだ。
新しい発見は、偶然見つかることもあるかもしれないが常日頃から意識をして「何か、発見を」と思って思考を柔らかくする人の方が、言わずもがな多いであろう。

そんな、柔軟さを学べる映画であった。
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