スワヒリ亭こゆう

イヴ・サンローランのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)
3.0
あんまり他人に言ったことないんですけどね、秘密っていう程じゃないけども、どうしようかなぁ…やっぱりこんな所で発表するのもなぁ…
やっぱり言わないでおこうかな。


さてと、『イヴ・サンローラン』観たんですが、ブランドは知ってますが、イヴ・サンローランっていう人がデザイナーなんですね。
で、ディオールに見出されてディオールが死んだ後にディオールのデザイナーになった。ディオールもデザイナーの名前なんですね。
ふーん。まぁそうだろうなぁと思ってたので驚きはしなかったけど、そうなんだーぐらいに思ってしまいました。
マツモトキヨシも松本清ですもんね。
ブリジストンは石橋さんなの知ってます?
ブリッジ(橋)ストーン(石)ですって!
ストーンブリッジだと語呂が悪いから逆さにしてブリジストン…なんじゃそりゃですけどね。


あれ?話が脱線したなぁ。
えっと…映画の話ですね。
映画の感想書こう。と思いきや〜、冒頭のやつ発表しちゃおう!
僕、女性のコスメめちゃくちゃ好きなんです‼️
その中でもイヴ・サンローランのリップのデザインめちゃくちゃ可愛くないですか?😆😆
YSLのロゴがバッチリ入ってるやつ可愛いんですよ〜🤩🤩
Guerlainのリップのキャップも可愛いですよね‼️あれも良いんですよ🤩🤩
スッピンが好きっていう男子!
女性が可愛くなる為に努力してるメイクに興味持とうぜ‼️スッピンの方が良いよって、1時間待ち合わせよりも早起きしてくれてるのに元も子もない事を言っちゃダメ🙅‍♂️🙅‍♀️🧟‍♂️
このレビューを読んでくれた男子!
女性が好きなら女性が綺麗な理由から好きになろう❗️なっちゃおう‼️


、、、映画のレビュー関係ないですね…
伝記映画、苦手なジャンルですね。
ここまでの枕なんだったの⁇ってなるくらいまさかのダメ出し!というね😅
いやダメじゃないんですけど、結局は天才の伝記映画って、どの映画も産みの苦しみを誰にも理解されず、孤独に苛まれて、それでも創造をやめない。
コレで成立しちゃってますよね。
本作も天才イヴ・サンローランの伝記映画の規定路線を描いてますよね。
ゲイだったイヴ・サンローランと恋人のピエールとの愛憎の物語でもありました。
でも映画の中でゲイに価値を見出すというか稀有なものにするのも違いますもんね。

僕は他人の人生をケチつけるつもりはなくて、イヴ・サンローランはブランドとしても素晴らしいので、そこを評価してしまっている僕がいます。ですので伝記映画としては観る前から成功者のストーリーとして観てる自分がいるんです。
でも、どうやって天才デザイナーが誕生するのか?を観たかったのに直ぐにディオールのデザイナーに就任して、成功をおさめる。
ですがその後、徴兵されるんです。観てて第二次世界大戦かな?って思ってたらアルジェリア独立戦争なるものがあったらしくて、そこで徴兵されてしまったらしいんです。で神経衰弱になってしまい精神病棟に収容されてしまう。
ここダイジェストにすな!

軍で虐められて神経衰弱して相当な苦労があったらしいんですよ。そこを描いてないから、その後のイヴ・サンローランが無茶苦茶な奴になっても、あんまり同情も出来ないし孤独なのも、しょうがないんじゃないぐらいに思ってしまう。
ファッションデザイナーを描く映画としては、ショッキングなシーンになってしまうから止めたんだろうけど、そんな伝記映画なら観なくても良いかな…


それとディオールの後継者になった後の最初のコレクション。
成功したのか?失敗したのか?分かりにくいです。
モデルがコレクションに登場してもそれを見に来てる客やマスコミのリアクションが無いから、良いのか?悪いのか?分かりにくいし、何でウェディングドレスの時に盛り上がって拍手するのかも分からなかったです。
そういうものなんでしょうね、元々。
でも僕はそれを知らなかったし、みんなが知ってる事じゃないんじゃないですか?
ウェディングドレスの後にデザイナーとしてイヴが登場して拍手喝采されてバックヤードに戻ってスタッフ達と抱き合ったりして喜んでる割に、次のシーンでマスコミからイマイチだわ。みたいな評価でどっちなの?ってなりました。


結局はイヴ・サンローランという人が偉大な為、その人を映画にするなら、イヴ・サンローラン以上の人が監督しないと面白くなる訳ない気がしました。
なので、伝記映画は難しいですね。