十一

バウンドの十一のレビュー・感想・評価

バウンド(1996年製作の映画)
3.8
監督姉妹が本当にやりたかったことは、マトリックスではなくて、こういうことだったのかもしれない。個人空間が壁一枚隔てて密集するマンションという舞台設定の妙。拳銃やペンキ、電話、小道具の使い所が、シーンをつなぐキーとして印象深く機能していて、映像の密度が高い。そういえば、マトリックスでも電話の使い方は巧かった。
十一

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