ビートルズが世界を席巻する少し前、世界規模で成功したアメリカ発の4人組グループ・The Four Seasonsの成功と苦悩を描いた伝記映画。
ミュージカル好きとしてはぜひ観ておきたい作品だったので鑑賞。
淡々と、しかし飽きさせないストーリーと展開はさすがイーストウッドって感じ(ミュージカル版をほぼそのまま映画に落とし込んでいるのかもしれないが)。
20代前半の私世代で、フォー・シーズンズを知っている人はほとんどいないと思う。私も全く知らず、劇中、数々流れた曲たちも知らないものばかり、唯一知っているのが『君の瞳に恋してる』のみという人間でもとても面白く観ることができた。
『ボヘミアン・ラプソディ』も『ロケットマン』も『ドリームガールズ』も同様、音楽で成功するっていうのは常人には想像もつかない苦労があるんだなぁなんて思いながら観た。
2021-053(022)