クリント・イーストウッド×ミュージカル!彼に不可能は無いんだなぁと感心した映画。
話手がころころと変わって、四人の視点からグループの波瀾万丈なサクセスストーリーが描かれている。メンバーそれぞれの個性、思い、考え方が違っていて面白い。
その頃の男臭さ、夢や友情、金、愛、諍いを監督らしく演出していて、ミュージカルとしてだけではない、クリント・イーストウッドの作品としてどんどん引き込み魅せてくれる。
映像はその時代にあわせて色彩を変えていき、時の流れを自然と感じさせてくれる。
同じ時代に俳優として活躍しているクリント・イーストウッドの白黒映像が、TVに映され一瞬登場しているのも憎い。
とても満足度の高い映画でした。音楽をまた聴きたくなりそうです。