ただ純粋に歌に興じてたあの頃…
クリント・イーストウッド監督の伝記モノミュージカル。軽快なメロディが頭に残ります( ^ω^ )
ストーリーは、「The 4 Seasons」の結成から再集結を描く実話ベースのお話。さすがイーストウッド監督、実話モノを大衆受けさせるのが上手い。全く彼らについて知らなくても問題なく観れます。
非常にスピーディな前半、それに打って変わってトミーのことでもめまくる後半といった印象。
前半は、代わり番こに捕まって、恋して、仲間集めて、結婚して、ヒット出して、小気味好く進むので、飽きがこない。しかも歌いいし( ^ω^ )主人公の声がびっくりするくらい高いけど、それが良かった。
しかしながら、中盤以降はろくでなしのトミーがうざくて段々疲れてきます( ^ω^ )ニック気の毒すぎるし、フランキーは背負い込みすぎ。持ちつ持たれつの関係やったからこそ、ああいう決断になったんやろうけど、バンドメンバーだけじゃない深いものが4人の中にはあったんやろうな。
お話や登場人物については、あまり同情できない部分が多いですが、曲とテンポの良さでなんとか観れる。
特に最期の、パッと振り返って歌うとこ、あそこはトリハダたった( ^ω^ )