このレビューはネタバレを含みます
シェリーや君の瞳に恋してるの歌手ってこういう人たちだったんだ！
洋楽に興味が無くてもどこかで聞いたことがあるあの曲、それを歌っているのがこの映画の主人公である四人組です。こういう人たちだったんですね。 物語の序盤で刑務所送りにされる姿を見ると、これサクセスストーリーだよね？と不安になってしまいました笑
四人の行動を見ていると、そんなことでいいの？、もっと考えて行動しないと、そこはもっと強く言わないと、と思えるシーンがたくさんあります。でもそれは誰の中にもある人間の欲が現れたようなもので、爽やかなラストシーンを見るとなんだか皆を許してしまえるような気持ちになるのでしょう。
映画のラストで年をとった四人が25年ぶりに再開し歌っているシーンいいですね。昔の四人に若返ってしまう所で目頭が熱くなってしまいました。若くまだ何者でもない頃、これが何かに繋がるのか何処かへ向かっているのかという確証も持てずに勢いで突っ走る日々は後の財産になるのですね。そして、その時一緒に過ごした仲間も同じですよね。
時々、登場人物がカメラ目線で見ている私たちに物語の解説を加えてくれるシーンがあります。最初は何か分からず、アニメでよくある「説明しよう！」のパートに見えてしまいました。これってミュージカルなんだなー、と思って見ないといけなかったですね笑
