結婚5年目に失踪した妻を探す。妻は有名人なので、マスコミを巻き込んで大ごとに。この事件の真相やいかに。
深夜に見始め、眠くなったら中断しようと思っていたけど、面白くて最後まで見てしまった。
最後までー気に見たのは、スッキリすることを期待してだったけど、スッキリはしない。これからどうなっちゃうの?って感じ。
しかし、最後の方のセリフでガツーンとやられ、個人的にはもう納得するしかないでしょ、という気分に。
「ひるまない、クソ●だから」。
もうこれで勝負は決したね。降参。
A:「愛したけど、憎み合い、支配し合おうとし、互いを苦しめた」。
B:「それが結婚」。
ガーン、真実~。
この直前の弁護士のセリフを思い返すと、この物語から自分が勝手に汲み取ることが見えてくる気がする。
この物語のようなことは滅多にないけど、普通の生活でも結婚の本質に変わりはない。この本質から抜け出すにはどうしたらよいか。
夫婦生活を長持ちさせるためには「負けたら従え」なのだ。従うという響きが悪ければ、「負けて勝て」だ。勝ち負けという表現が悪ければ「憎しみの連鎖を断ち切れ」だ。
答えは夫婦も国も変わらない。しかし、それがなかなかできないことだから、同じようなテーマでいくつも映画が生まれるのだろう。