Shizka

天才スピヴェットのShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

天才スピヴェット(2013年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

いろいろとっ散らかってんねー 天才の要素、兄弟の死、それによる家族の瓦解、一人旅の成長、、、成長?

さも成長する物語のような作りであるけれど、成長、、していないな。弟の死という重石が天才に乗っかっていて、それを取り除くための物語だったかもしれない。家族の愛とか?

が、いやそれにしてはとっ散らかってんねぇ。最後はテレビ出演まで行ってようやく邂逅するのか、なんか違うなあ。そんなに愛されてなかったかな?

まず弟の死に対するトラウマが充分でない。ショックを受けていたことは計り知れるけど、受賞式のスピーチでぶちまけるような性格かね、あの坊やが。天才が?

天才要素もかなり後付けで嘘くさい。小難しい説明しているけど、その知識はどこから?

スミソニアンの人がいきなりマネージャーになるのもすごく不思議。いや、もうちょっと知的であれよw

監督はそれでもなんとかアニメーションや特徴的なキャラを使って最後まで映画を見せたけど、いや、特段感動しないし。なんか旅して注目されて元に戻ったなあ〜としか思わない。

天才でも世間のことは知らなくて可愛い、、けど天才ぶりが伝わってこない。言いたいことはわかるけど、うまく表現されてない。これはストーリーを組み立てた人の責任だな。
Shizka

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