31/10/2014 2D試写で観た。
意外にもアメリカが舞台のこのお話、広々とした景色やスライドギターの音に『パリ、テキサス』を思い出した。
スピヴェット役のカイル・キャレットは、映画初出演とは思えない自然な演技で内省的な天才になりきっているし、エキセントリックな昆虫博士のママを演じるヘレナ・ボナム=カーターも、ジャン=ピエール・ジュネ監督作品ならではのいい味を出していて、クスクス笑いを誘う。
画面の隅々まで遊び心満載で、愛がいっぱい。
3D版ではきっともっと面白い仕掛けが用意されているんだろうなぁ。