レスター

天才スピヴェットのレスターのレビュー・感想・評価

天才スピヴェット(2013年製作の映画)
4.0
10歳の華麗なる冒険。
どういう話か把握してないままに観てたら、最後で涙腺ヤラれました。
シーソーの場面が個人的には一番キました。うああ。

肋骨はスピヴェットの心境とリンクしてるんじゃないかな。
確か最後だけ痛がらなかったと思う。

懐古なアメリカ家族がアメリカ社会を揶揄してるとも思った。
ほぼ永久機関の意味はそういうことかと。
同時に家族の象徴でもあると思う。

あと、3Dで観て思ったのは、
この映画、飛び出す絵本のような、
2Dの書割り感をうまく3Dで表現してる。
目の前に迫ってきたり、光り物がフワフワだけじゃない、
新たな3Dの可能性を見た気がした。