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天才スピヴェットのsaboのネタバレレビュー・内容・結末

天才スピヴェット(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

観賞日2018/06/12
2013年公開のフランス・カナダ合作映画。
監督は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ。
モンタナの牧場で素朴な暮らしをする少年スピヴェット。
現代にあってまるで西部劇の世界に生きるような父、昆虫博士にしてトースター破壊の天才でもある母、アイドルを夢見る姉。主人公スピヴェットは幼少期より理論的に物事を考えることが出来、10歳にして無限運動の発明をするような神童。そして主人公とは対照的に運動能力に長けた双子の弟。
ある日双子の弟を銃による事故で失う。
弟の事故の原因が自分にあるという自責の念により、居場所をなくしたスピヴェット。
そんな時、スミソニアン学術協会からスピヴェットの無限運動の発明が認められ、ベアード賞を受賞したとうい報せを受ける。
自分の新たな居場所を求め一念発起し、ワシントンを目指し独り家を出る。

ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品らしく、コミカルな映像表現がとても可愛いくてクスッと笑えます。
また登場人物の設定の細やかさ。
え?なにこの人?こんな人いるw?と思うのですが。
でも考えると人間誰しもちょっぴり他人をしてオカシイと思わせる変な癖や習慣や考え方があって当然なわけで。
そう考えるとスピヴェットと言い、アメリと言い、登場人物のチョイ役から主役クラスまで、リアル過ぎる設定だと思います。
すったもんだの挙げ句どうなるかと思ったら、あっさり両親といつもの生活に。
そりゃそうですね。(笑)
でもスピヴェットの勇気ある行動のお陰で、家族も弟の死を乗り越えてちょっぴり前に進めたのかなと。
相変わらず夫婦喧嘩をしながらも、ちゃっかりお母さんお腹が大きいとか現実より現実のような話だと。(笑)

ラストのスピヴェットの新たに改良された試作発明品がキュートでステキでした♪