天才スピヴェットの作品情報・感想・評価 - 415ページ目

「天才スピヴェット」に投稿された感想・評価

ジュネ監督初の3D。
とても心が温まる、素敵な映画だった。モンタナの自然や旅の風景、そして飛び出す絵本のような3Dの映像をみてると自分もそこにいるかのような感覚になった。

しかし映像で魅せる手法なせいかいつものようなストーリーの奇想天外さはなく少々物足りなく感じた。
天才スピヴェット@ヒューマントラストシネマ渋谷

ジャン・ピエール・ジュネの新作。
10歳の少年のロードムービーでしょう。

綺麗で、ファンタジック。
やっぱり、H.B.カーターは大好きです。
シー

シーの感想・評価

3.3
映像とか音楽とか間とか独特だなーと思って色々調べてみたらなる程、アメリの監督作品。なので評価分かれそうな感じで観る人を選ぶかも。ほっこりしたい人にはオススメ。
キャラも世界も家族もみんな良かった!
時折出る妄想がいいアクセントに。
TSかわいい☆
OASIS

OASISの感想・評価

3.2
モンタナ州の牧場に住む弱冠10歳の天才少年が、協会から与えられた化学賞の受賞スピーチの為、家族に内緒で家出をするという話。
監督は「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ。

監督自身初の3D作品との事。
2D版で観てしまったが、3D版だとより一層楽しめそうなギミックが満載だった。
絵本を開くメルヘンな始まり方から、スピヴェットが持つ細々とした小道具の豊かな色彩など、ウェス・アンダーソン監督などが好きな女子が「これ私好き!」と飛び付きそうな映画だった(偏見)。

少年が旅立つまでが結構長くて、彼と家族達のエピソードを丁寧に語っていくので序盤は少々退屈だった。
ただ、旅立ってからも何度か時間が巻き戻ってエピソードが挿まれるので、前半のゆったりとした語りのおかげで混乱せず観れたので細かい気配りが効いていると言える。

時代遅れのカウボーイの父、昆虫博士の母、アイドルを夢見る姉、そして事故によって亡くなった弟。
その中でスピヴェットが「永久運動機関」なる発明をしたのも偶然ではなく、欠けた歯車の一部となって行き場を無くした家族を一つにまとめるという役割を担っていたのだろう。

スピヴェット役のカイル・キャトレット君は、年齢に似合わぬ博識ぶりが鼻につくというよりかは弟によって失われた穴を必死に埋めようとする自責の念が優位に立っていたので絶妙に憎めないキャラクターだった。
彼の健気な滅私奉公ぶりは涙を誘う。

ヘレナ・カーターは「ローン・レンジャー」「レ・ミゼラブル」と残念な端役しか見られなかったので、久々に飛び出した今作の母親然とした演技には感動。
崩れたメイクでの泣き顔をさせたら彼女に敵う人はいないんじゃないだろうかと思った。

ユーモアたっぷりのドタバタ喜劇という感じでは無く、のんびりとした雰囲気で緩やかに人々の触れ合いを描くといった内容なので求めていた感じとは違ったが、少年の成長ものとしては無難に楽しめる作品であると思う。

父親がウイスキーを飲む角度や、作り笑いをした人々の目や口の筋肉を分析したりする演出のオシャレ感が若干鼻についたが、キャンピングカーで絵になりすます場面にはかなり笑わせてもらった。

@TOHOシネマズなんば
rur

rurの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

予告編で期待したものをまったく裏切らない映画だった! すごく素敵だった。

シネ・リーブル梅田で3Dで鑑賞。2Dで見るつもりだったのに10時からの1回しか上映してませんでしたちょっと待って初3DだよSFXで見るもんじゃないんですか私眼鏡だし3D眼鏡とか鼻痛くなるじゃん値段も高くなるしやってらんない!
と、心の底から思ったんですが、始まってみたら画面綺麗綺麗。飛び出す飛び出す。字幕は見えにくいけど英語は分からないでもないので特に支障もなく。というか字幕は普通に邪魔だな!

と、だいぶ機嫌も直ってほのぼの見てたら途中でいきなりだっばーと涙に襲われました。これあかんやつ! 映画館で観たらあかんやつ! 周囲誰も泣いてない気がしたけど私が見たらあかんやつ!!

ヘレナボナム=カーターにやられた…。ずるいわ。あの人がキャスティングされているだけで、このお母さんが失格お母さんってことは分かるわけで実際とんでもなく失格なんだけど、TSと同じ種類の人間なのな。TSが家族から浮いているように感じているその感情を実はお母さんも、お父さんでさえ、持っているというのが伝わるシークエンスがあって、そこでもうあかんて! これあかんて!!ってなりました。

受賞スピーチでTSがずっと隠し持っていた死んでしまった弟に対する罪悪感がぶちまけられて、それが気持ちよく裏切られて、親は偉大だ!と思いました。でも殴り倒して解決にしちゃうのはどうもね。TSもお母さんも天才なんだしさ、もいうちょっとなんかこう…微妙に気に入らなかった。お父さんはいいけどね。

あとお姉ちゃんが微妙に好き。お母さんが女優押しなのも微妙に分かる。

最後のシークエンスの当たり前すぎる幸せさに眩暈がしそうでした。この作品すごく好きだあ!と思いました。家族ものに無条件に弱い人はハンカチ必須かなと思いますけど、微妙に泣きどころを外して笑えるように持ってきてはくれているので、よっぽど涙腺が弱い人じゃないと泣かないとは思いますが。確率的に言って僕の弟か妹はトースターの生まれ変わりに違いない、の素晴らしさ。壊れるトースターでさえ愛おしさを感じました。

初ジュネ監督だったけどめっちゃ素敵だった。予告編に愛おしさを感じた人は見てしまったほうがいいと思う!
この世で一番透明なものはなんでしょう。
わたしは「こどもの涙とため息」だと思うのです。
この映画はまさしく透明感に溢れた純粋無垢な作品でした。
ジャン=ピエールジュネの、ちょっとひねくれた演出ですらイノセントで愛おしく感じられるほど。

「泣き方だけが、わからない」というコピーにはやや違和感を覚えましたが(だって劇中で泣いてたもん)、きっとこれは家族の前で素直になれない、どこか斜に構えた主人公T.Sを表しているのかしら、と咀嚼した末、ようやく腹に入りました。(お門違いだったりして!)

モンタナの自然豊かな環境で暮らす、T.S.スピヴェットという名の10歳の天才少年が、自ら開発した装置で科学の権威ある賞を受賞し、スピーチをするために家族に黙ってワシントンへ向かう、というストーリー。

家出同然でワシントンへ向かう背景には、家族とのすれ違いなどが垣間見えるのですが、天才とはいえ子どもは子ども。
繊細だからこその懐疑心が裏目に出てしまうわけですね。
わたしも両親がなかなか淡泊なので、スピヴェットの気持ちがわからなくもなく、とにかく10歳という微妙なお年頃の心情や行動が丁寧に描かれていて引き込まれました。
(こどもがしゃべるときの息遣いとか、細かいですがそういったところもキュンときました)

トレイラーを見る限り、ロードムービー感満載で、かつスピーチで思いもよらぬ真相が明かされる!といった期待値が高まっていましたが、率直に申し上げてトレイラーとは全然違った印象を持ちました。
ロードムービーは確かにそうなのですが、本当に面白くなるのはスピーチの先です。
ので、わたしだけかもしれませんが、トレイラーは一度忘れてご鑑賞されるといいのかなと思います。
ちなみに、2Dで見ましたが全然楽しめます。
3Dは3Dで楽しいと思いますが、ストーリーに集中したいという方は2Dの方がいいのかも。
アメリも好きだけど、今作の方が見終わった後あったかい気持ちになります。

そして!なにより!
主役を演じたカイル・キャトレットくんは確実に将来イケメンになること間違いなしなので、イケメン支持派の女性陣はカイルくんがセレブになったばかりに道を踏み外す、なんてことがないよう注意深く見守りましょう!(拳を強く握りながら)

いつも公開日初日は混むから、と避けているのですが、何年振りかに初日に鑑賞しました。
ほんとうにいい映画だった!ほっこり!たぶん女性は共感してくれるはず、母性をくすぐる映画だから。

最後に。カイルくんに、曽我部恵一の「おとなになんかならないで」を捧げます…!
umi

umiの感想・評価

3.8
3Dは良いです。期待しすぎたからか、裏切りはないけど予想より控え目な印象。
maochi

maochiの感想・評価

4.0
何度も泣きそうになります。2Dで観たけど3Dはもっとおもしろそう!いっぱい飛び出てきそう。
マツの木を探したい。
Hassy

Hassyの感想・評価

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これDVD買うわ✋
アリスインワンダーランド観た時は3Dの意味を感じなかったけど、
今回は3Dの効果を実感した!
飛び出す絵本みたいでとても綺麗だった!!!