Atsushi

白鯨との闘いのAtsushiのレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
3.4
邦題に騙された!!そんなに白鯨と闘わない!!笑
そうでなくてもちょっと冗長すぎる。現代シーンは存在意義が薄くてテンポ悪くしてたし、過去シーンも出来事をなぞるだけで深みがなかった。そのせいでラストに作家が何を学んだのかも唐突で理解できなかった。
なによりもったいなく感じたのは白鯨の扱い。どういった存在なのかが曖昧で、脈絡なくたまにやってくるだけだった。この辺りはどの程度まで史実に忠実なのか興味あるところ。
捕鯨の扱いについても俺が敏感すぎるのかもしれないけど、ちょっと疑問があった。もっと祝祭的な雰囲気を出してもいいはずのシーンで急にシリアスな演出がなされている気がして、なんだかなぁ。これは本当に人によって感じ方が違うと思うけど。いずれにせよ、シリアスな演出は誰のどういう感情に基づいてるのか説明不足だと思う。
音楽も全体を通して安っぽい音楽がずっと流れてて興醒め。カメラワークもムダに動いて見たいところが見れない印象。あと30分短くするか30分長くするかしてほしい。

…否定的なことしか書いてないけど、描いてるテーマから勝手に俺がもっと文学的な内容を期待していたせい。CMでもバカらしいほどエンタメ色をおしてるし、単純な冒険譚としてはそこそこ楽しめると思う。捕鯨シーンは興奮した!なにより映画館で観たら鯨の迫力すごい!!こわすぎ!!