小一郎

白鯨との闘いの小一郎のレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
3.7
事前知識ほぼなく、タイトル通り、人間が鯨と闘って勝つ物語かしらと漠然と考えていた。だから3Dで見るつもりだった。それが自分のミスで2Dでの鑑賞に。

あーあと思ったけど、浅はかな想像を覆す深い内容。2Dで全く問題なかった。というより3Dでみたら肩すかし感が強いかも。3Dで見る場合は過度な期待をしない方が吉。

一言で言えば「自分との闘い」。白鯨は、その場を与えたに過ぎない。白鯨と最後に遭遇するシーンは、白鯨からの挑戦状のようだ。生きてみよ、と。

この作品を見ると、人間が生きる意味、何故人間は生きなければならないのかを考えざるを得なくなる気がする。そして生きることは善なのか悪なのか、も。

劇中、勇気について語るシーンがあった。勇気とは、昔の偉い人によれば「生くべき時は生き死すべき時にのみ死するを真の勇とはいうなり」とのことだけど、この言葉の意味がなんとなくわかるかも。

そして、生きるとしたらどう生きるのか。どうしたら生きている実感を得ながら生きられるのか。そのことも少し示されている。