3D。
よくあることではあるがタイトル、予告編の印象とは違って白鯨メインではなくサバイバルの人間ドラマ。
メルヴィルが白鯨を書くために取材を行うところから始まる。
生きるための行動、葛藤。
生き延びるための闘いは壮絶。生きてこそ、なんだなあ。
鑑賞後いろいろ調べてみたら、メルヴィルは実際はナンタケットには行かずに書き上げたようです。事実そのものとは演出上変えてあるようだが、多分現実の方がずっと悲惨さはすごかったのだろう。
欧米は油を摂るために乱獲して鯨を減らしてしまった。捨てるところがない、と言われる日本の捕鯨を考えると何だかなあ・・と思ったシーンが。終盤のセリフもね。捕鯨自体は今止めていいと思っているが。あれこれ言ってくるのはちょっと御門違いじゃないの?ってね。
クリヘムはクラシカルな服装の方が似合う気がする。
それにしてもウィショーくん、パフューム以来007、クラウドアトラスまで見かけなかったのに最近ずっと見てる気がするわ〜