SatoshiFujiwara

白鯨との闘いのSatoshiFujiwaraのレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
3.8
チェイス一等航海士を演じるクリス・ヘムズワースはまさに役にドンズバで、「ブラックハット」でクリヘムにどう見てもそう見えない天才ハッカーをやらせたマイケル・マンだかプロデューサーだかはロン・ハワードを見習っていただきたい。しかしこの映画、後半のバケモノ鯨にメタメタにされて船が焼けちまって小舟で漂流を余儀なくされて以降の描写にまじでヒリヒリさせられる。3Dで観たが、4DXで体験する勇気はない。タイトルから人間vsバケモノ鯨の大立ち回りみたいな印象を与えるが(これ前半)、実際には後半がキモではないか。原題は「In the Heart of the Sea」(「海の只中で」とでもなるか)。チェイスとポラード船長との無人島での短い会話がそのキモを端的にあらわす。なお、メルヴィルの「白鯨」やフィルブリックの原作はとりあえず脇において観たほうが良いかも知らぬ。