Urakata1113

白鯨との闘いのUrakata1113のネタバレレビュー・内容・結末

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

1:海洋描写:★★★★☆
ロン・ハワード監督による迫力満点の映像が魅力。巨大なクジラとの戦いや荒れ狂う海のシーンは、まるで本当に航海しているような臨場感があります。IMAX撮影による美しい海の風景も見どころです。

2:サバイバル:★★★★☆
本作は、ハーマン・メルヴィルの小説の元になった、1820年の捕鯨船エセックス号の実話を基にしています。クジラに襲われた船員たちが極限状態で生き延びようとする姿が描かれ、単なる冒険映画ではなく、人間ドラマとしても見応えがあります。

3:クリス・ヘムズワース:★★★☆☆
主演のクリス・ヘムズワースは、エセックス号の一等航海士オーウェン・チェイスを演じ、カリスマ性とタフさを見事に表現。彼を中心に繰り広げられる人間関係のドラマも本作の重要な要素です。

4:くじら:★★★☆☆
物語のクライマックスでは、伝説的な巨大な白いマッコウクジラとの壮絶な戦いが描かれます。単なる怪物としてではなく、自然の圧倒的な力の象徴としてクジラが描かれている点もポイント。

5:人間ドラマ:★★★★☆
船が沈んだ後、長い漂流生活を強いられる生存者たち。彼らがどのように生き延びようとしたのか、そして倫理的な選択を迫られる場面など、重厚なヒューマンドラマとしても見ごたえがあります。
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