PTA節が効いた探偵ものです。
これでもいつもより過激さ抑えめな気がする。笑
PTAは人の弱さや憎しみとかネガティヴな部分をあえて、ほじくり出してきたような天才監督ですが、
今回の主人公は元からダメでラリってるヒッピーの私立探偵。
エンディングまでたどり着くとダメなこの人は時代が移り変わりどうなっていくんだろう…という切なさも感じられる。
ジョシュブローリン演じる厄介な相棒ビックフットが病的にドSで色々と笑えた。
「モットパンケイクー!」いつ言うんやろ…と楽しみにしてました。
話の筋はいまいち入ってこない割にシーンの一つ一つがカラフルで'グルーヴィー'なので、つい観れちゃうという感じです。
PTAとホアキンが合わさると何が起こるか読めないっていうスリル感はある。
特に70年代感は完璧だった。
カッコイイだけでオチなかったらどうしよう。と不安になりましたが、一応ひと盛り上がりありました。笑