ねこたす

インヒアレント・ヴァイスのねこたすのレビュー・感想・評価

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)
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正直言って、初めて見た時は何が何やら分からなかった。
恥ずかしながら、ロンググッドバイやチャンドラーのことについて知らなくて、それに輪をかけるようにPTAの作風がなんともマッチしてとんでもないことになっている。

ロンググッドバイをさっき見終わった今なら、あーなるほどそういうことかと理解できる。
見ながら書いたメモを見返しても、無駄なこと書いてるな~と笑いたくもなる。
分かったようなことを書きたくないので、初見の時の感想をば。

ただ、W村上に似てるな~と思った自分は褒めてあげたい。
そこだけは間違ってなかったよ!
このヤレヤレ系主人公が春樹の描く人物像にとても似ている。なにせ、チャンドラーの訳をやっているのだ。納得。

また、原作が70年代のカルチャーを描いていることだ。ヒッピールックスのドック。ラリっぱなしの彼は、龍の「限りなく透明に近いブルー」のようだった。

わけがわからなくても、それぞれの画がかっこいい。さすがPTA。

気分はパープルヘイズ!