PTA監督作品6作目…。
タイトル・インのカッコ良さにぶっ飛びました〰︎!!
ネオン管をイメージしたタイトル・ロゴが現れサイケなCANの ♬ Vitamin C (フィル友さん推し…めっ〰︎〰︎ちゃcool もとい groovy!! )が流れます… 鳥肌モノでゾクゾクしました〰︎!!
(※ groovyは死語ですが…今作多用されてるワード!なので…)
原作は天才覆面作家のピンチョンの『LAヴァイス』…勿論未読、めちゃ難解で有名なので…っს
1回目鑑賞…チャンドラーのマーロウよりも『探偵物語』の工藤ちゃん…ただ話は一切(๑•̌.•̑๑)ˀ̣ˀ̣
2、3回目鑑賞…薄っすらと…
ストーリーは1970年代のLA…海岸沿いのボロいコテージに住むピッピー探偵ドック(ホアキン・フェニックス)の前に元カノのシャスタ(キャサリン・ウォーターストン)が現れます…。
彼女は不動産王ミッキー・ウルフマンの愛人であることを告白…彼の妻とその愛人から一緒にミッキーを殺害しようと協力を求められたのです…。
ミッキーを助けてくれるようにとの依頼を引き受け、捜査を始めるドック…。
だが、ドックは殺人の濡れ衣を着せられ、おまけに不動産王ミッキーもシャスタも失踪してしまいます…。
彼女たちの行方は……??
オーソドックスな探偵モノと思いきや…一筋縄ではいきません…ハッパ大好き常にラリってるヒッピー探偵の如く、話自体もフラフラ、ダラダラ…方向性が定まらず、また盛り上がりもせず、しかしニヤニヤする微妙な笑いは所々に散りばめられ…面白い?! と言うより心地いい…とても魅力的な作品。
ヒッピーファッション、サイケな花柄ドレス、ブーツカットのデニム、ボヘミアンテイストのレトロシックなファッションが素敵、またそれを着こなすホアキンがとてもsexy…ラリって字幕が欲しいくらいモゴモゴ話す話し方も絶妙です…そしてもみあげも…。
凍ったチョコバナナが大好きなビッグフット警部(ジョシュ・ブローリン)も最高!! 坂本九の ♬SUKIYAKIの流れる日本食堂で「モット、パンケーク(ケーキ)」と日本語も披露します…。
詰まるところは…エンドロール…
“Under the Paving-stones, the beach!”
GRAFFITO, PARIS, MAY 1968
『舗道の敷石の下はビーチ!』
1968年、パリ、五月革命の落書き
夢見たユートピアは権力などの圧倒的なドス黒い力で踏み躙られ…切なさだけが残ります…。
60〜70年代のLove & Peace 、フリーダム、ヒッピー…それらは元々壊れていた…。
Freedom (自由)のdom とdamn (馬鹿)をかけたセリフも面白い…。
アメリカ国有の欠陥(inherent vice) の物語……
なんとかまとめたいですが…未だ物語は謎…何回も観たい作品です…。
thanks to ; ゴリアテさ〰︎ん✧♡✧*¨*•.❥