2020.09.18
ドラマ放送当時から気になっていた案件。
今作を見るためにドラマも見直しました。
良くも悪くもオダギリジョー主演の映画だったなという感じです。
中盤までは青木崇高主演という感じで。
向井理演じる神御蔵は終盤出番はあったものの、綾野剛演じる蘇我はいい見せ場がありそうだったにも関わらず全くと言っていいほど出番がありませんでした。
終盤の展開、蘇我がいるのになぜイルマ…？とはなってしまいます。
しかし、ドラマ版とはスケールも緊迫感も段違いでとても見応えがありました。
ドラマ版もアクションや推理というよりも人間ドラマ重視だったので、劇場版の迫力の中でそれをされるとどうも集中が途切れるというか、盛り上がるまでが大変だった気がします。
神御蔵vs正木のラストバトルは装備を脱ぎ捨てて殴り合うのが激アツでしたね。
今作の青木さんは息子を心配しながらも任務を全うしようとする隊長の姿がとても印象的でした。
オダギリジョーも、ヒーローをやっていたとは思えないほどの悪役っぷりをしていたドラマ版から、自身も歪んだ心情を持ちながらも日本の未来を憂う姿や、生身でも最強クラスの強さはカッコよすぎましたね。
