あおい

ジャッジ 裁かれる判事のあおいのレビュー・感想・評価

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)
3.7
裁きには、責任が伴う…

ロバート・ダウニー・Jr主演の法廷ドラマ。もっと辛気臭い話かと思ったら、家族愛メインのいいお話でした!問題があるとするならば、トニー・スタークにしか見えないことです( ^ω^ )

◎ストーリー
腕利き弁護士のハンクは、高額な報酬と引き換えに無罪を引き出すことに長けていた。そんな彼に母親の訃報が届き、故郷へ帰省するハンク。そこで、42年間地元で判事を務める父に再開するのだが。その父に、犯罪の嫌疑がかけられてしまう。絶縁中の2人、しかし、父親を守れるのはハンクしかいない…

日常描写、法廷バトル、家族との触れ合い、全部のバランスがとてもいい。それ故に退屈に感じることなく、スッと内容が頭に入ってきます。

特に、息子と父親の間の愛や信頼というものが、被告人と弁護人という立場になったことで浮き彫りになる様がすごく良かった。実際、父親に褒められるってことあんまりないし、多分多くのお父さんって変なプライドがあると思うから、一個一個のシーンにグサッとくるのがあった。

判決のあとのハンク、そしてラストのボート、あの辺りはすごく切な悲しい思いに襲われます( ; ; )

それと同じくらい兄弟愛も感じたし、娘やら、もと恋人やら、固い映画のフリして「この世には愛が溢れてる」みたいなテイストで良い意味で期待裏切られた( ^ω^ )ハンクの娘ちゃん可愛すぎや!

徐々に明らかになっていく事件、それと並行していく家族の物語、ハラハラとほっこりが両立した名作。

ロバート・ダウニー・Jrほど、役に引きづられる俳優っておらんよな( ^ω^ )ハンク、いつアイアンスーツ着るのかワクワクしてたのに( ^ω^ )
あおい

あおい