だいぶ長い時間、絶縁状態の親子。
父はその道40年以上のお堅い判事。
息子は金のためなら何でもやるぜのちょい悪弁護士。
そんな父に第一級殺人の容疑がかかる。
ただでさえ複雑な関係の親子は、弁護士と雇い主という形に関係を変え、一緒に法廷に立つことになる。
裁判という『誓いの場』でだからこそ明らかになった、事件の真相とその悲し過ぎる背景、そして実は心の中に隠し持っていた何よりも強い親子の愛。
裁判シーンはずっと目頭が熱くなりっぱなしでした。
このシチュエーションでなければ、きっとお互いに本当の気持ちをさらけ出すことは、一生無かったんだろうなぁと思います。
殺人の疑いをかけられ、良かったんだか悪かったんだか(笑
久しぶりに人に薦めたい映画でした。