判決の行方も気になったけど
家族関のドラマも見応えがありました。
母の葬儀のために帰郷し
それに合わせたかのように
判事の父が 過去に罪を下した男を車で轢いてしまったのか?
という事件が起こる。
弁護するのが 次男のハンク。
彼はある理由で父との確執があり
未だにそれが尾を引き 二人には衝突が絶えない。
父の頑固さが 弁護する妨げになってしまう。
そんな昔となんら変わらない関係のやり取りの中で垣間見れるのが
兄がそうされてきたように
彼も誉められたかった。
認められたかった。という思い。
兄と抱擁する場面では涙腺がゆるんだ。
兄はそれを長年感じていて
弟への気持ちが あのシーンだけで伝わった。
判決が出た時も 兄弟二人には声をかけ
ハンクには無言で立ち去った父。
最後の最後に父からの言葉があったけど
もっと早くに声をかけてほしかった。
石に布団は着せられず。
親子間の関係を考えさせられる作品でした。